公式にEC-CUBE利用可能レンタルサーバとされているものの中で最安値で利用できるBLOCKGROUPでのインストール手順を説明します。
※ただし前回のエントリーでも説明したように、BLOCKGROUPではSSLは利用できません。
BLOCKGROUPではEC-CUBEインストールマニュアルが用意されているので、ここを参照すればインストールは問題なく完了しますが、
手順通りに作業すると、http://ドメイン名/eccube/html/ のように利用ドメイン直下ではなく、/eccube/html/というディレクトリ配下にEC-CUBEがインストールされてしまいます。
このようなディレクトリ配下でEC-CUBEを使う人はいないと思うので、不親切なマニュアルだと思いますが…。
ということで、利用ドメイン直下にEC-CUBEをインストールするための作業を補足します。
BLOCKGROUPインストールマニュアルと違う箇所のみ記載するので、
参照しながら作業を進めて下さい。(私も不親切になってしまってすみません^^;)
ちなみにBLOCKGROUPインストールマニュアルの[5.ファイルを解凍]の後に付け加える作業があるのと、[9.EC-CUBEのインストール]でのアップロード手順が少し変わります。
尚、今回のインストール作業はEC-CUBE Version 2.0.1で作業しました。(他のバージョンでも手順は変わらないと思います)
■マニュアル[5.ファイルを解凍]の後に付け加える手順
1.define.phpのパス書き換え
\eccube\eccube-2.0.1\htmlの中のdefine.phpのパスを書き換えます。
define("HTML2DATA_DIR", "/../data/");
という箇所(3行目)を
define("HTML2DATA_DIR", "/data/");
に書き換え。
2.バグ?修正
解凍したファイルの中で
\eccube\eccube-2.0.1\\data\class_extends\page_extends\frontparts\
の中の「LC_Page_FrontParts_Bloc_Category_Ex.ph」というファイルは、「LC_Page_FrontParts_Bloc_Category_Ex.php」というのが正しいファイル名になるので、ファイル名の末尾に「p」を付け加える。
(他のバージョンをお使いの方は既に直っているかもしれません)
また、解凍したファイルの
\eccube\data\class_extends\page_extends\frontparts\bloc
の中にある「LC_Page_FrontParts_Bloc_SearchProducts_Ex.php」というファイルを
\eccube\eccube-2.0.1\\data\class_extends\page_extends\frontparts\
の中にコピーする。
■マニュアル[9.EC-CUBEのインストール]でのアップロード手順を以下に変更
ダウンロードしたEC-CUBEのファイルの中に「data」フォルダと「html」フォルダができていると思いますが、この2つを別々にアップロードします。
/public_html/htdocs/ 直下にdataフォルダを、
/public_html/htdocs/ 直下にhtmlフォルダの「中身」をアップロード(htmlフォルダごとではないことに注意)
以上を修正すればあとはBLOCKGROUPインストールマニュアルの手順通りでOKです。